入部に関するFAQ

Q1:経験者の割合は?未経験でも大丈夫?

経験者は全体の3分の1ほどです。

未経験者のほうが圧倒的に多く、学年によっては経験者がいない場合もあります。

よって未経験からはじめても団体戦のレギュラーを十分に勝ち取ることが出来ます。

初心者から始める子が多いので初心者目線で丁寧に教えますので大丈夫です。

Q2:入部するには?

部員に入部したいと伝えればそれで入部ということになります。その後入部届けを出していただいてそれ以降の練習に参加していただければよいです。入部金などというものも一切ありません。

練習に見学に来て全体の練習を一通り見た後、次からちょっとやってみたいということであればミット突きなどの体験練習も可能です。基本的に年中いつでも入部することができます。

Q3:試合形式は?

試合には組手と型があります。

【組手】

攻防の中で攻撃が相手にコントロールされた技で的確に捉えたらポイントとなります。

有効(突き技)で1ポイント、技あり(中段への蹴り・背面への突き・連続技)で2ポイント、一本(上段廻し蹴り・転ばせてからの突き)で3ポイントです。大学空手(学連ルール)では1試合6ポイント先取で勝負が決まります(二本勝負)。

試合時間は多くの場合で2分間です。2分間が終了するまでどちらかが6ポイント先取しなかった場合、ポイントを多く取った選手の勝ちとなります。

組手には個人組手・団体組手があります。団体組手では1チーム5人で、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の順に相手チームとそれぞれ戦い、勝った人数が多いチームが勝ちです。

【形】

攻撃・受け・それらの連絡動作のひとかたまりにまとめ、工夫されたものが形です。形の試合には個人・団体があり、個人型は一人で、団体型は3人で一緒に演武します。

審判5人による得点によって全体順位が決まる方法と、トーナメントで順位を決める方法があります。

Q4:組手の練習や試合で当たったりして痛くない?

自由組手や競技の組手は、互いに技をコントロールし、傷つけないよう注意しながら行っています。安全上の問題は他のスポーツと大差はありませんし、拳サポータという拳にクッションのようなものを付けて行います。

さらに胴当てや、マウスピース、ファウルカップ(金カップ)なども着用します。

組手が常に間合いが変わる攻防であるために、緊張感をもって互いにコントロールしています。怪我の確率は高くありません。筋肉痛や少々の痛みは自分を成長させる教材です。

Q5:部活と学業は両立できますか?

もちろんできます!定期試験前、試験期間中は練習は休みなのでしっかり勉強に励むことができます。

文武両道の充実した大学生活を送れるので、多くのOB/OGの方が卒業後も幅広い業界で活躍しています。

Q6:剛柔流ってなに?

東恩那完量を流祖、宮城長順を開祖とする、日本空手道有数の流派です。(財)全日本空手道連盟を支える、空手四大流派(松涛館、和道流、糸東流、剛柔流)の一つです。

立命館は沖縄以外で初めて剛柔流空手道が行われたところです。

Q7:「寸止め」ってなに?

「寸止め」は突き・蹴りを当てる直前で止めます。「寸止め」というより「コントロール」という言葉の方が正しい使い方です。

防具をつけない攻防において、技をコントロールする技能は非常に大切なものです。武道は互いを尊重し、自らを磨く目的で行います。コントロールするのは当然課せられた磨かなければならない心身の技法です。